高知大学・秋の公開講座のご案内

講座「もうちょっと、龍馬を知ろう」

国民不在。政争に明け暮れる政治家たち。お金に主導権を握られてしまった経済界、不可解な事件が不安を募らせる一般社会。そんな殺伐、混迷の“平成世相”を幕末に例える声があります。「龍馬に日本の現状を見せて意見を聞きたい」「平成の龍馬よ、いずこに」。平成の龍馬を待ち望む声が巷に溢れています。
今や歴史上の人物の人気第一位となった坂本龍馬ですが、そこには故司馬遼太郎の小説『竜馬がゆく』が紡ぎあげた龍馬がいます。まさに理想のリーダーでしょう。
ただそれだけに、中には故意にゆがめた“龍馬像”が登場したりもするわけです。歴史事実に基づく空想が、肝心の歴史事実とその判断をゆがめてしまうことさえあるのです。龍馬情報は混乱するばかりであります。
そこで今年、坂本龍馬記念館を軸に「現代龍馬学会」が立ち上がりました。単に歴史研究というのではなく、研究を通じて龍馬を現代にどう位置づけていけばいいかを考察したいと考えています。
みんなで、もうちょっと、龍馬を知ろうではありませんか。

  • 第1回 「龍馬の歌」 永国 淳哉 10/9(金)
  • 第2回 「龍馬・謎の手紙を読む」 宮川 禎一 10/16(金)
  • 第3回 「明智光秀、長宗我部元親と坂本龍馬」 坂本 世津夫 10/23(金)
  • 第4回 「訪(たん)ねて候」 渡辺 瑠海 10/30(金)から10/29(木)に変更
  • 第5回 「新資料との出会い」 三浦 夏樹 11/6(金)
  • 第6回 「弘田家の人々~土佐医学の先駆者たち」 渋谷 雅之 11/13(金)

日 程:10月9日(金)、16日(金)、23日(金)、29日(木)、11月6日(金)、13日(金)
     19時~20時30分
     ※講師の日程等は流動的です。変更の場合もあります。

会 場:高知大学 朝倉キャンパス  高知大学国際・地域連携センター生涯学習課へのリンク

受講料:6,200円

協 力:高知県立坂本龍馬記念館・現代龍馬学会

講 師:永国 淳哉、宮川 禎一、坂本 世津夫、渡辺 瑠海、三浦 夏樹、渋谷 雅之

コーディネーター:森 健志郎、前田 由紀枝、坂本 世津夫

講師の紹介

永国 淳哉(ながくに じゅんや)
高知県立坂本龍馬記念館・現代龍馬学会 会長

プロフィール:
高知市生まれ。青山学院大学大学院卒(経済学修士)パナ通信(元)英文記者。高知市・日米学院学院長。桂浜水族館副館長。日本英学史学会会員。著書:『雄飛の海』『ジョン万エンケレセ』(以上、高知新聞)共著『龍馬事典』(新人物往来社)NHKアニメ「おーい竜馬」監修など。

渋谷 雅之(しぶや まさゆき)
徳島大学名誉教授

プロフィール:
高知県土佐久礼生まれ。高知学芸高校卒、徳島大学薬学部卒(京都大学薬学博士)徳島大学教授、薬学部長、副学長。平成19年退職、徳島大学名誉教授。(著書・いずれも私費出版・非売品)「長井長義長崎日記」「長井長義ベルリン通信」「近世土佐の群像」(1)~(3)など。徳島在住。

宮川 禎一(みやかわ ていいち)
京都国立博物館学芸部考古室長

プロフィール:
大分県生まれ。京都大学大学院修士課程修了。東アジア考古学専攻。特に韓国統一新羅時代の陶質土器が専門。現在京都国立博物館学芸部考古室長。2005年の「龍馬の翔けた時代展」などを担当。著書に『龍馬を読む愉しさ』2003年臨川書店など。京都在住。

渡辺 瑠海(わたなべ るみ)
エッセイスト

プロフィール:
高知市生まれ。エッセイスト。大阪芸術大学文芸学部中退。東京千代田工科専門学校映画芸術学科卒業。著書に『田舎暮らしはつらかった』『龍馬語がゆく 日常をハイに生きる土佐弁』、『イヌキー~私とトートバック犬の10年』、高知新聞朝刊連載エッセイ『はちきん修業記・訪ねて候』(NKL+高知新聞企業)がある。

三浦 夏樹(みうら なつき)
高知県立坂本龍馬記念館 主任学芸員

プロフィール:
高知市生まれ。私立駒澤大学文学部歴史学科卒業。近世末期(江戸時代末期)が専門。現在高知県立坂本龍馬記念館主任学芸員。論文は『土佐と坂本龍馬』など。著書には『高知県の不思議事典』(共同執筆)がある。担当企画展には「才谷屋と坂本龍馬」「それぞれの幕末-龍馬、半平太、そして以蔵-」などがある。

坂本 世津夫(さかもとせつお)
高知大学国際・地域連携センター教授(生涯学習部門長)

プロフィール:
高知県南国市生まれ。平成15年9月、愛媛大学にいる時に「地域産業おこしに燃える人」(内閣官房・経済産業省)に選定される(小泉総理より、首相官邸にて)。また、平成19年3月、内閣官房より「地域活性化伝道師」にも選定され、現在は、内閣官房地域活性化統合事務局と連携して、四国の地方(地域)再生に取り組んでいる。総務省からは、「地域情報化アドバイザー」に認定され、四国や高知県のブロードバンド環境整備と、ICT・情報基盤の利活用、地域情報化支援の活動を行っている。「地方の元気再生事業」(内閣官房)では、和歌山県北山村のアドバイスも行っている。その他、四国情報通信懇談会(総務省)の運営も行っている(運営委員長)。
高知県立坂本龍馬記念館・現代龍馬学会 会員