2008年5月アーカイブ

現在「出会いの達人龍馬展」を開催しています。
龍馬はその時々にぴったりの人物と出会い、話を聞き、その考えを取り入れて、
新しい時代を創った男と言われるまでの活躍をすることができた。
これは龍馬の人柄もあるが、生まれ持った才能のような気がする。

そんな龍馬には、人を人に“出会わせる”才能もあるようで、
龍馬と出会って5年、私にも龍馬が縁となってたくさんの出会いがあった。

龍馬記念館をとりまく人達との出会い。
龍馬を尊敬する熱い人達との出会い。
記念館のお客さんとの一期一会の素敵な出会いもあった。

今年の11月、「拝啓龍馬殿」の書籍化の中で連絡を取らせていただいた方に
高知にお集まりいただいて、“同窓会”をおこなうことになった。
日本各地の、年代も性別も違う方達が、“龍馬”が縁で集まる。
みんなで龍馬の話をしながらお酒を飲んで盛り上がっているところに、
ちゃっかり龍馬も加わって、ニコニコしながらお酒を飲んでいる姿が目に浮かぶ。

 記念館が建っている浦戸城跡には、たくさんのカラスが住み着いている。そのカラスたちが、最近妙な行動をしており、困っている。
 館の屋上や事務室、スロープの屋根などに小石を落とすのだ。仕事をしていると、突然「ガーン」と頭の上で大きな音が響き渡る。最初は何が起こったのか分からず、事務室を飛び出して屋根を見渡した。すると、屋根の上には一羽のカラスがおり、小石をもてあそんでいた。さらにその上の屋上にもう一羽。こいつらが犯人か、と目星はついた。次の日、館の上に落とされた小石を拾い集めてみると、直径3~5cmのものが7・8個あった。館の周りにもそれらしき不自然な小石が落ちているので、一日で10個以上落としていることになる。
 なぜ急にこんな行動を始めたのだろう?来館者の頭や駐車場の車に傷を付ける恐れがあり、大変危なく感じている。最近、館の南にあるカラスの遊び場だった旧ホテルが撤去されつつあり、それに対する抗議行動か、という憶測も生まれた。
 しかし、今日カラスの行動の謎が解けた。警備員のKさんが偶然にも決定的瞬間を目撃したのだ!何とクチバシにくわえていた小石を空中で落とし、それが地面に達するまでにまた自分でキャッチする、という遊びを行っていたらしい。Kさんが目撃した時は、2回までは成功したが、3回目は失敗して落としてしまったらしい。もう少し人に迷惑の掛からない遊びを開発してほしいものだ。木の枝か葉っぱ程度の物に変えてもらえないだろうか。
 この遊び、いつまで続けるつもりだろうか?被害が出る前に止めて欲しい。その内、上達して絶対落とさない程の腕前になるのだろうか?

お龍サン

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 一枚の写真が、日本国中を話題の風に巻き込んだ。
坂本龍馬の妻「お龍」の写真である。
小粋な芸者さんスタイルで、これは誰が見ても美人サンだ。
ただし、この写真が「お龍」かどうかについては両論あって対立している。
確かに「お龍」晩年の写真は確認されている。
しかし、その写真と若いこの芸者姿の写真が、同一人物かどうか。
歴史背景、伝言などが根拠になって、声高なのは、否定派である。
 館では、昨年「幕末写真館」展という企画展を開催した。
龍馬や志士たちの古写真を和紙に伸ばして幕末を演出した。
その中にくだんの「お龍」の写真を入れた。
もちろん、「お龍と思われる」のコメントつきである。
一方、二枚の写真を、科学警察研究所に送り鑑定をお願いした。
なんと、4ヶ月を経て科警研から鑑定書が届いたのである。
顔の形、造作から、科学的に鑑定したものである。
結果、「この2枚の写真を別人と判断できる理由はない」。
つまり、同一人物との可能性が高いとの判断といっていいだろう。
 なにせ今度は科学的判定なのである。
“論争”はどう動くか。
「龍馬の嫁さんはやっぱり美人サンだった!」。
2枚の写真を「同一人物と見る」支持派が、勢いを取り戻すだろう。
しかし、一番喜び、胸をなでおろしているのは天国の「龍馬」。
あれ!側に“お龍サン”の姿も。

【写真鑑定-坂本龍馬の妻、お龍】のページへ

龍馬ハ生キテイル

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吹き抜ける風の如く“大型連休”が往った。
 「帰省ラッシュ」、やれ「Uターンラッシュ」。そんな言葉が耳元をかすめた。
かすめたと思ったら“祭り”の後を、洗い流しの一雨が来て、
今日の“龍馬の見た海”は、水平線しんなり、すっきり。
早、夏の匂いを運んで来る。

 現在、館の表看板は「出会いの達人・龍馬」展-友情編-である。
人生、出会いの大切さはいうでもないが、昨今の殺伐世相がその思いを増幅させる。
弱者の命が、たわいなく奪われていく。
連鎖反応を起こしたかのように、日本国中が殺人現場。
お金に眼がくらむ。一方、理由はないというのが不気味ではないか。
もっと、怖いと思うのは、そんなニュースのすぐ隣チャンネルで、お笑い番組が同時進行中なのである。“現代は幕末よりもっと病んでいる”などと少々憂鬱になっていた。

 と、そこへ一枚の額が届いた。書道家、沢田明子さんからの作品である。6月から、出会いの達人展に歩調を合わせて企画している「もう一つの展覧会」展、少し説明すると、過去、館の「海の見える・ぎゃらりい」で展覧会経験のある先生方に、今度は“出会いと龍馬”をイメージしてそれぞれ制作して頂き、作品を古い資料などのスペースに展示しようというもの。もちこまれたのはその展示用と言うわけ。 早速、見せてもらった。額の台紙は英字新聞。そして赤い紙にあっさり
 「龍馬ハ生キテイル 33才ノママデ」。
引き込まれるような波動が伝わってきた。気分まで晴れてきた。

今あるもの

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地方に住んでいる私は将来都会に住でみたいという願望があった。そのせいか、仕事以外で都会から地方へ移り住む人の気持ちは正直少し理解できなかった。しかし最近、自分にとって納得のいかない環境でも、見方の側面を変えて見つめ直してみると、『そこにしかない幸せ』が存在するかもしれないと思うようになった。現在、自分の興味を誘うものだけを見つめて、退屈だと感じるのはあまりにも惜しいと。
そんなことを考えていると、あるドラマのセリフを思い出す。「目の前のことに一生懸命になれないやつに将来を語ってほしくない」。目の前のことを悲観的にとらえて正面から向き合おうとしなければ、今あるものの大切さや尊さを感じる事はできない。今あるものが大切だと感じた時、語ることのできる理想の将来がそこにはあるのではないかということだろう。
とはいえ、目の前のことに一生懸命になることは、なかなか難しい。日々同じことのくり返しで毎日が同じように過ぎていく中、一日一日をどれだけ一生懸命過ごせるか、自分を見失わず今あるものを大事にしていけるのか。
自分自身との闘いである。

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