土佐の焼き物勢揃い

明日から「近世土佐の焼き物」展が始まります。

伊万里や唐津に劣らないとも評される土佐の焼き物「尾戸焼」「能茶山焼」がズラリ勢揃い!
これまであまり人目に触れる機会のなかった個人所蔵の名品だけを一堂に集めました。
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本物のかつおと見間違うほどにリアルな「尾戸焼 鰹形蓋物」。
かつおの身の部分が蓋になっていて、中に蒸し物などを入れて蓋をしておくと
いつまでも温かいままで食べられるようになっています。
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こちらも本物そっくりな「尾戸焼 南京形振出」。
野菜売り場にあったら、気付かずに手に取ってしまいそうです。
“振出”とはお茶道具の一種で、金平糖を入れる器。
かぼちゃのヘタ部分が蓋になっています。
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「尾戸焼 いられ燗」です。
“いられ”とは土佐弁で“せっかちな人”という意味です。
通常、日本酒の熱燗は沸かしたお湯の中に徳利を入れ湯煎をして温めますが
この徳利は上から見るとドーナツ形をしており、すばやく熱が伝わる仕組みになっています。
さらに、湯煎ではなく炭をおこしたところに直接くべて温めます。
“いられ”な土佐人独特の文化です。 

「ワシはいられ燗でも酒が沸くのが待てんきに、最近は“冷や”で飲みよらーよ。」
とは土佐歴史資料研究会のAさんの言葉。

この他にも、茶道具や徳利、皿など100点あまりの焼き物がご覧いただけます。
ぜひこの機会に土佐の焼き物に触れてみてください。
そして、土佐の焼き物を通して江戸・幕末の雰囲気を感じていただければと考えています。

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「近世土佐(江戸・幕末・明治)の焼き物」展
平成21年4月1日(水)~7月17日(金)
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