2009年7月アーカイブ

龍馬の手紙から

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weblog-090724.jpg龍馬の手紙は読めば読むほど面白いと思う。
臨場感のある書き口と例え話に釘づけになってしまう。
気取らない素直な龍馬の胸中が書かれているからだろうか。
文久三年六月二十九日の姉乙女へ宛てた手紙の中にこんな文章ある。
「・・・なんの浮き世ハ三文五厘よ。ぶんと。へのなる。ほど。やつて見よ。死んだら野べのこつハ白石チチリヤチリチリ。此の事ハ必ず必ず一人でおもい立事のけして相ならず候。一人リでいたりやこそ龍ハはやしぬるやらしれんきにすぐにとりつく。それハそれハおそろしいめを見るぞよ。・・・」
と、この後まだ続くのだが、訳しますと「どうせこの世は三文五厘。(どうってことはないから)ブンとおならをするくらいのつもりでやってご覧。死んだら野ざらしの骨は土に帰る。(お囃し)チチリヤ、チリチリ。このことは必ず必ず一人で思い立ってはいけませんよ。一人でやると龍馬はもう死ぬかも知れんからすぐに取りつくよ。それはそれは恐ろしい目に遭うよ。・・・」となる。
これは姉乙女さんが嫁ぎ先や旦那さんと上手く行かず厭世的な手紙を書き送ってきたためであろうことに対して龍馬が送った手紙である。
この部分を読むだけでも龍馬の乙女さんを想う温かな気持ちがとても伝わってくる。
戦争のこと、世の中のこと、日本のことを考え生きた龍馬。
愛する人を大切に想い生きた龍馬。
ぜひ、多くの方々に手紙から様々な側面を持った龍馬を感じてほしいと思う。
......しかしながら、龍馬もまさか後の未来で自分の書いた手紙がケースに入って展示されているとは思いもしなかっただろう...。

その後

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記念館のホームページがリニューアルされて2カ月以上経ちました。その後の私は、公開された安心感と、元来の飽きっぽくマイペースな性格が重なり、更新やスキルアップへの意欲がかなり夏バテしております。何とかしなければと思いながら、パソコンに向かう今日この頃です。

 来館者の方によく尋ねられるのが「龍馬は懐に何をもっているの?」という質問である。記念館のパンフレットにもなっている懐に手をいれた龍馬の立像写真。皆様の気になるところだろうが、いくつか説はあるものの本当のところはわからない。
 最近この龍馬の立像写真で、懐から手を出し、ピストルを持っている写真を音楽雑誌でみかけた。スガダイローピアノ・トリオのNewアルバム“「坂本龍馬の拳銃」-須賀大郎短編集-(上)”のCDジャケットだった。想像の世界は大胆だ。坂本龍馬の暗殺をテーマにした表題曲「坂本龍馬の拳銃」。それにしてもどうしてこの表題を選ばれたのかご本人にお伺いしてみたい。
 とにかく早速聴いてみた。導入部から繰り返される、半音階で上っていくようなメロディーラインは、先が見えない何かと時間の勝負をしているような印象を受ける。またリズムと音がピアノの鍵盤から激しく叩き出される中盤から後半部分では、内面の葛藤と爆発を象徴的に感じる。
 坂本龍馬を表現している世界には絵・文字・ストーリ・映像・音など様々なものがある。けれども今回のようなJAZZで表現された作品に遭遇するのは私は初めてで、興味深かった。次はどんなものに出会えるのか楽しみだ。
 関心のある方は、どのような印象を持たれるのだろう?

紙芝居

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 この6月から毎週末、土曜日曜日には「紙芝居屋」さんが店開きしています。
 午後2時、記念館2階の「近江屋」前に、今日も小さなお友達が一番前にすわってくれました。

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「龍馬ぁー、おかえり。あら?また、泣いたかね?」
「泣いちゃあせん!」

 キラキラした瞳が、紙芝居に夢中な様子です。そして意外に大人の方も、ふらりと立ち寄って、最後まで楽しんでくださいます。
「楽しかったね」「良かったわ」「龍馬みたいに、みんなと仲良くするよ!」など、お客様からいただくお声は、何より大きな励みになります。
 遠方からご来館のお客様も多く、たとえ10分の紙芝居でも大変貴重なお時間です。
すこやかに潤してくれる龍馬の魅力に出会って帰ってもらえるなら、また紙芝居が、龍馬に親しむお手伝いになれば、とても幸せに思います。

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