2009年9月アーカイブ

weblog-090922.jpg気づけば今年も9月半ば。
あと3ヶ月で2009年も終わりです。
年々月日が経つのが早くなったのはやっぱり年齢のせいでしょうか。
来年・2010年といえば、やっぱり『龍馬伝』。
撮影も始まり、テレビ等でも龍馬伝の話題をよく耳にするようになってきました。
龍馬伝のポスターも完成し、記念館にもポスターを貼り、
来館されるお客さまたちが、福山雅治さんのきれいすぎる龍馬と一緒に写真を撮っていかれる光景が日常の風景になりました。
今年は来館されるお客様の数も、例年に比べて、3割増。
わたしたち職員も含め、みなさんの龍馬伝への気持ちが徐々に盛り上がってきていることがわかります。
今はSWの真っただ中。一日の入館者数が3000人を超え、歴代2番目の人数を記録した今年のGW。SWにはいったいどれくらいのお客様がいらっしゃるのか!!
みなさん、龍馬伝をさらに楽しむために、龍馬を学ぶために、坂本龍馬記念館にぜひお越しください。

2009年9月6日(日)。
坂本龍馬記念館に台湾の李登輝元総統が来館されました。

龍馬ファンの李登輝さんたっての願いで来館されることが決まってからというもの、
日本と台湾 両国の警察の方が何度も下見や打ち合わせに来られ、
当日も記念館周辺は物々しい雰囲気に包まれました。

正直、私は李登輝さんがどんな方なのかよく知らなかったので、
前日に、「花輪を準備しようか!」とわくわくが抑えられない様子の館長や、
当日、午後2時のご来館予定に、朝の9時前から待つご婦人をみるにつけ、
どんなにすごい方なのかなぁと思うばかりでした。

(物々しい)+(歓迎ムード)+(多数の報道陣)で包まれたエントランス。
何も知らずに来館されたお客様も「誰かすごい人が来るんですか?」
と驚きながら入って来られました。
中には「福山雅治さんが来るんですか!」という方も。

午後2時。
時間ぴったりに、綺麗に磨き上げられた黒い車が数台到着。
なかでもひときわ輝く黒のレクサスがエントランスの前に止まり、
中から李登輝さんが降りてきました。
黒のサングラスがよくお似合いで、背が高く、ハリウッドスターのような印象を受けました。

李登輝さんは龍馬のことを本当に良くご存知で、
館内では一緒に来られた奥様に龍馬の説明をされていました。
見学を終えられてから、予定時間をオーバーしながらも、
「拝啓龍馬殿」に日本語でメッセージを残してくださいました。

さいごに、そのメッセージをご紹介します。
「天下で指導者になりたい人が澤山居ります・
 併し指導者になれる人は多くありません。
 ましてや指導者として大きな功績を残す人は殆どありません。
 龍馬先生は近代化日本を指導した天から降りた人でせう。
 龍馬先生の精神的偉大さは記念館に来て見たり聞いたことによって
 一層その偉大さに頭が下がる一方です。
 龍馬をつちかった高知の風土と人間、情熱にうたれました。   」

龍馬の笑顔は?

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weblog-090910.jpg ミュージアムショップで龍馬グッズをあれこれ手にとってみていた若い女性。ずいぶん迷ったあげく購入したのは、クリアファイルでも携帯ストラップでもなく、龍馬の手紙を現代語訳した本「龍馬書簡集」。龍馬の心がわかる物。
 最近心なしか来館される方の展示の見方が変わってきているような・・・。
 展示ケースの中の龍馬の手紙一つ一つの前に人が立ち、熱心に見つめる姿。低いケースにはひじをつきながら読みふけっている様子。展示を見せられているのではなく、積極的に見ている感じ。「龍馬を知りたい!」そんな熱意のようなものが館内のそこここから伝わってくる。
 昔も今も多くの人々の心をとらえる龍馬の魅力。物事を客観的かつ公平に見極める目、的確な状況判断と行動力。そして何より人をいつくしみ、敬い、共に手を携えることの大切さを知っている。茶目っ気もあり憎めない。
 誰もが知っている龍馬の顔。6枚あるどの写真も彼は無表情。視線は遠くに向けられ、正面向きの写真でさえ見る側と目が合わない気がする。共に生きた人々が彼を思う時真っ先に浮かぶのはどんな表情だったのだろう。今私が「知りたい!」のは龍馬の笑顔!

4年ぶりの再会

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weblog0993-3.jpg この夏、懐かしい人たちに再会した。ともに4年ぶり。時間や距離の隔たりなんて感じない、うれしい時間であった。
 8月初め、記念館の設計者、高橋晶子・寛ご夫妻が設計関係の方たちとともに来館された。晶子さんは2年くらい前に、武蔵野美術大学のゼミの学生たちと来てくださっているが、寛さんとはあのとき以来である。
 4年前の光景を私ははっきり覚えている。閉館後の夕暮れ時、記念館南端の"空白のステージ"。ベンチに座って三人でいろいろな話をした。
「私たちにとってこの記念館は自分たちの子どもなんです」という晶子さんと、横で頷く寛さん。それは、晶子さんと同年の私には心に残る言葉だった。
 今回この話をしたら、「よく覚えていましたね。そうです、この記念館は私たちの子ども、しかも一番初めの子どもなんです」と晶子さん。
 4年間で記念館はすっかり変わった。「龍馬の入口」というコンセプトは「龍馬の殿堂」へ。館内の様子も展示だけでなく様々に変わった。椅子ひとつこだわって配置してきた高橋さんにとって、今の状態はどんなに映るのか。
 weblog0993-2.jpg「パソコンに例えれば、何もないPCにどんどんソフトや情報が入っている感じ。これからの変化も楽しみです」。"わが子"を見る親のまなざしは温かい。
 かわって長崎。8月末、あるNPOに呼ばれて話をして来た。
何も連絡していなかったが、長崎龍馬会の方たちが、私の長崎行きを知って集まってくださった。龍馬を辿って歩き回った4年前も暑い日だった。あのときのメンバーである。
 とりとめのない話の途中、この日の講演内容を聞かれて話す私にじっと耳を傾けてくださる面々。ふるさとに帰ったような安堵感が広がるのを感じていた。
 再会2題。歳月はまろやかに熟成しているようだ。

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