2014年4月アーカイブ

石の正体

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これ何だと思いますか?

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"隕石" ・・・・・・ではありません。
"桂浜の海岸の石" ・・・・・・でもありません。

なんと、"桂浜の坂本龍馬像を支えていたコンクリート"です!
先日、受付で対応した龍馬ゆかりのお客様からいただきました。

桂浜の龍馬像は募金活動によって建てられたということをご存じでしょうか。
大正15年、当時早稲田大学の学生だった高知県出身の入交好保さんが
龍馬の功績を世に示すために日本一大きな銅像をつくることを決意、
仲間たちと募金活動を開始しました。
約2万5000円(現在の金額で7000~8000万円)もの募金が集まり、
昭和3年(1928)5月27日に建立されました。

それから70年近く経った平成9年、龍馬像に異変がおきます。
専門家が調査したところ、銅像本体と台座をつなぐ「地山(じやま)」という部分が腐食、
内部のモルタルがひび割れ、ブロンズ製の地山表面にまで亀裂が生じていることが判明、
倒壊の危険があったため修復されることとなりました。
写真の石は、その修復の際に出た地山だったのです。

 

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平成11年3月28日、修復を終えた龍馬像お披露目には
1000人近くの龍馬ファンが集まったそうです。

現在、桂浜では大人気のイベント「龍馬に大接近」を開催中!
龍馬像横にやぐらが組まれ、龍馬像と同じ目線で太平洋を眺めることができます。
GWにどこに行こうかお考え中の方、
「新発見の龍馬書簡」と「龍馬に大接近」を楽しむ
"龍馬な休日"はいかがでしょう。
下記の期間は開館時間を延長して皆様のご来館をお待ちしております。

***** GW特別開館のお知らせ *****

・4/26(土)~4/29(火) 8:45~18:30
・5/3(土)~5/6(火)  8:45~18:30

**********************

 

 

先週から報道されています通り、龍馬の新史料が見つかり、

当館に寄託されることになりました。

18日から6月1日(日)までの期間、特別展示を行う予定です。

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↑NHKの収録の様子

事の発端は、NHKからの一本の電話でした。

「龍馬の手紙かどうか見てほしい」ということでしたが、そのような依頼を受けて

見てみても偽物がほとんどなので、最初はみな半信半疑でした。

ですが、これが龍馬直筆のものと確認され、まだ世に知られない

未出の史料ということが分かり、さらに街頭でインタビューした方が

偶然持っていたということで、驚きは数倍になりました。

 

歴史にたずさわる立場にあって、龍馬のような有名人の手紙で、

全く世に知られないものがまだあったことには、本当に驚きを禁じ得ません。

同時に、この手紙が龍馬の手を離れてから147年間、ひとりぼっちで長い旅をしてきて、

最終的に龍馬のふるさと・高知に帰ってきてくれたことがとても嬉しいです。

土佐弁で言うと「ようもんた!」(よく帰ってきてくれた!)ということになりますが、

心から「おかえりなさい」の言葉をかけてあげたいと思います。

 

この手紙が無事に高知に帰ってこれたのは、147年間、いろいろな人が

この手紙を「龍馬の手紙」として大切に守ってきてくれたからでもあります。

寄託を決めてくださった現所蔵者の秦さんをはじめ、

これまでこの手紙に関わってこられた全ての方にお礼申し上げます。

 

ともあれ、18日以降GW中もずっと、この手紙は展示しております。

たくさんのお客さまのご来館をお待ちしています。

 

 

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