2014年7月アーカイブ

 

夏休みが始まり、館内でも子どもたちの元気な声が聞こえるようになりました。

 

★現在、龍馬記念館を含む県内5か所の博物館ではスタンプラリーを開催中。
龍馬記念館、県立美術館、文学館、歴史民俗資料館、埋蔵文化財センターのうち
2か所のスタンプを集めると「高知家」のピンバッジを、
4か所のスタンプを集めると各館のオリジナルグッズがもらえるなど、
楽しみながらプレゼントがもらえるイベントです。

★さらに当館では「夏休み子ども教室」を開催。
毎年大人気の「もんきりうちわ」を作ります。
"もんきり"は色とりどりの色紙に型をあてて切り抜いて、
開いたときにどんな模様ができあがるか楽しむ遊びです。
そのもんきりを丸亀のうちわに貼ってオリジナルのうちわを作ります。
まだお席に若干の余裕があります。県外からの参加も大歓迎です☆
◆日時:平成26年8月2日 9:30~11:30
◆場所:国民宿舎 桂浜荘 地下1階 (記念館東隣)
◆対象:小・中学生 ※小学生は保護者同伴
◆定員:20名 ※定員になり次第受付を終了します
◆お電話でお申し込みください 088-841-0001

★そして、昨年に続き2回目となった「夏休み龍馬・子どもフォーラム」。
今年も開催します!
パネリストは、この1年間に龍馬記念館を訪れて

「拝啓龍馬殿」にメッセージを寄せてくれた子どもから9名、
高知県内の小中学校から9名の計18名。
小学2年生から高校1年生までです。
揺れる時代と言われて久しいですが、特にこの一年は
「平和」について考えさせられる出来事が世界各地で起こりました。
他人ごとではない、自分の身近な出来事として、
「平和」と向き合っていく時代がきています。
そんな中で、子ども達からどんな意見が飛び出すか今から楽しみです。
こちらのフォーラムは一般の方もご自由にご参加いただけます。

"子どもが主役の夏休み!ぜひご家族でお越しください。
今ならご入館の方に龍馬のうちわをプレゼントしゆうぜよ☆

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今日から夏休み♪
家族で出かける計画を立てている方も多いかと思います。
龍馬記念館で現在開催中の企画展をご紹介します。

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こちらの絵は、今回の企画展のポスターにもなっている
「東京雨天のつれづれ」。
受付前にはこの絵の大きな看板があり、
私たちも毎日この絵を見ています。
毎日眺めていると色んなことに気が付きます。

「真ん中のチェックの着物オシャレやねー」
「あっ、あの人の傘見て!山の下に内って書いちゅう!
『山内』って読むがやない?」
「ホントや。右側に土州屋って書いちゅうき、土佐の人やね」
「なんか、下の方の人の傘ボロボロやない?」
そんな会話をしつつ、学芸員さんからいただいた企画展の資料を見てみると、
この絵は戊辰戦争の戦況を表したものという説明が。
傘が破れていないのは新政府側、ボロボロなのは幕府側というわけ。
他にも着物の柄などから、どの藩か読み解くことができます。

まだ歴史の勉強をしていない小さな子どもさんでも、
絵を見て気づくことがたくさんあるのではないでしょうか。
子どもさんが気づいたことから、お父さんがどの藩か推理する...
そんな見方も楽しいと思います。
親子でお楽しみいただけるおススメの企画展です☆

*******************
「風刺画にみる幕末社会展」
・2014年7月4日(土)~10月3日(金)
・会期中休みなし
・高校生以下無料、一般500円
*******************

 

七夕。龍馬の夢

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今日は七夕 ☆彡
街の至る所でお願い事を書いた短冊をつるした笹飾りを見かけました。
幼稚園の頃、友達が「お花屋さんになりたい」などと書く中、
「ペンギンになりたい!」と書いた私。母に、
「せめて人間にして欲しかった...」と言われたことを覚えています。

ところで、龍馬の夢は?
それはもちろん「日本の洗濯」でしょう!
激動の幕末、外国と対等に渡り合える国づくりを目指し奔走しました。
身分・出身関係なく同じ志を持つものが集まった会社「亀山社中」も作りました。
「北海道開拓」も龍馬の夢でしたが、池田屋の変で仲間を失い志半ばで諦めることに。
しかしこの夢は、後に龍馬の甥・坂本直寛に受け継がれました。
もう一つ。龍馬には「世界の海援隊をやる」という夢がありました・・・。

「拝啓龍馬殿」にメッセージを寄せてくださった中には
龍馬と出会い、日本を想うようになり、海外に留学、
その後政治家を志した方がいます。
龍馬の夢は今、龍馬ファンの皆さんに受け継がれています。

今年の私のお願い事は「腰痛が治りますように」。
切実な願いです・・・(>_<;)

新しい企画展「風刺画にみる幕末社会」展が始まりました。

 

今回は風刺が込められた錦絵の展示。

「風刺」を分かりやすく言うと、ユーモアを交えつつもするどく批判・批評をすることです。

 

幕末の江戸庶民は、地震が起きれば鯰の絵、パニックが起きれば逃げまどう人々の絵、薩長と幕府が戦争をすれば、子どものけんかに見立てた絵にして出版し、皆で楽しみました。

 

たとえば「子供遊び夏の栄(さかえ)」(慶応4年)。

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戊辰戦争を描いた風刺画の代表的な例です。

子どもたちが新政府側(左)と幕府側(右)に分かれ、幕府側にある城のおもちゃ(江戸城)を新政府側が奪い取ろうとしています。

新政府側には菊の柄の着物を着た幼児(天皇)がおり、錦旗を持った大きい子どもにおぶわれています。

皆がけんか腰なのに、ひとりだけかくれんぼをしている子どもは、前将軍の徳川慶喜です。

戊辰戦争前後の政情をとてもよくとらえています。

 

他の子どもの様子から発行時期を推測すると、すでに江戸城は新政府側の手に落ちているはず。

何故このような構図が描かれたのでしょうか?

 

ここには、将軍のお膝元として幕府の味方をしたい、という江戸庶民の心のうちが投影されていると言われています。

他にも、幕府軍の主力となった会津藩や庄内藩を勇ましく描くなど、類似する風刺画は多数あります。

 

一方で、幕府軍が大負けしている錦絵も出版されています(「毛理嶋山官軍大勝利之図」パネル展示)。

これは江戸でなく上方で描かれたと思われます。描く立場によって内容もさまざま、ということです。

 

「サイレント・マジョリティ」ということばがあります。
「物言わぬ多数派」という意味で、民主主義社会で積極的に発言しない大多数の人々を指し、政治上無視できない存在とされています。

江戸時代は民主主義の世ではありませんが、政治に介入しない民衆の声が、こうした錦絵にはあふれているように思えてなりません。

 

庶民の目でみた「もうひとつの幕末」。ぜひ、色鮮やかな錦絵とともにお楽しみください。

 

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