龍馬記念館の夏

weblogP1000024.jpg8月最初(で最後)のブログ更新です。

今年の夏休みも、昨年ほどではないけれど、
本当にたくさんのお客様で賑わいました。
例年比の1.5倍ほど。
「今年はゆっくり見れますかねぇ。
 去年は駐車場に入るのに2時間並んで、展示室も人がいっぱいで...」
昨年もご来館くださった方はそう言って館内へ。
『龍馬伝』の余波はまだまだ続いています。

そのうえ、今年は龍馬記念館開館20周年ということで、
11月に予定している記念イベントの準備のため、
職員全員、奮闘中。
各チームに分かれて作業しているものの、
やはり気になるのか、
館長は全ての仕事に関わって大忙しです。

「はぁぁぁ、ため息ばっかり出るぜよ...。
 この水でため息を飲み込もう!」
館長はそう言って、ペットボトルの水をぐっと飲み干した。

 

初めてづくし

weblogP1050347.jpg坂本龍馬は「新しいもの好き」だったと言われています。
日本で初めての会社をつくったり、
日本人で初めて新婚旅行をしたり、
刀ではなくピストルを持っていたり、
外国製のおしろいを家族にプレゼントしたりもしています。
また、有名な龍馬の立ち姿の写真をよく見ると足にはブーツをはいています。

柔軟な考え方ができる人物だったからこそ、
新しい物事に興味を持ち、様々な人の意見を聞き、
それを自分のなりの考え「船中八策」にまとめ、
日本を"新しい時代"に変える大きなきっかけを作ることができたのだと思います。

そんな龍馬は今も「新しいもの好き」のようで、新聞記事を見てみると...。

●H15年11月15日
「高知龍馬空港」誕生 国内初の人名を冠する空港
●H19年6月1日
造幣局が龍馬の特製銀メダルと硬貨6枚の貨幣セットを発売 歴史上の人物では初
●H21年12月9日
地方自治法施行60周年記念硬貨(高知県ver.)が龍馬に決定。特定の人物の使用は初

龍馬の生誕地(高知市上町)にある、その名も「龍馬郵便局」は
日本で初めて、そして唯一、実在の人物の名前がつけられた郵便局です。
ここの窓口で手紙を出すと、龍馬の消印を押してもらうことができます♪

そしてこの秋、日本で、いや世界で初めての
"触れることのできる彫刻"「シェイクハンド龍馬像」が登場します。
目下、製作中☆

☆☆どうぞお楽しみに☆☆

ブーム

weblogP1070162.jpg最近の龍馬記念館は何だか静かです。

お客さんが減りました。
昨年の半数ほどに。
と言っても、平年の80%増ですから多いほうです。
昨年が多すぎたのです。

お笑い芸人にアイドル、テレビ業界には流行り廃りがあるものですが、
まさか歴史上の人物・坂本龍馬にもそれがあるとは思ってもいませんでした。

龍馬に夢中だった人たちは
今は誰に興味を持っているのか...。
AKB48??

昨年は来館者が多すぎて、
正直館内をじっくりとはご覧いただけない状況でした。

龍馬を深く知りたいという方には
今の静かな龍馬記念館がオススメです。
ご来館お待ちしております。

優しさのかたまり 「拝啓龍馬殿」より

weblogP1050185.jpg龍馬記念館の入館者から龍馬へのメッセージ
「拝啓龍馬殿」の書籍第2弾を今年11月に発売予定です!
本日、その最終原稿を出版社の新人物往来社へ送付しました。

今回は、平成18年から22年のメッセージから300通を掲載します。
さらに、龍馬記念館へお越しくださった著名な方々からも
メッセージもお寄せいただきました。
台湾の元総統李登輝氏、
ソフトバンク社長孫正義氏、
歴ドルの美甘子さん、
そして、NHK大河ドラマ『龍馬伝』の脚本家福田靖さんなど、
多方面の方々の龍馬への思いをお届けします。
前回のものとは違った一冊になりそうです。

その中から、ひとつご紹介。

「齢8才にして、貴方を師として愛している私の息子。
里帰りで高知へ来る度、色々な跡地や記念館に足を運ぶ息子。
京都にあるお墓にて、「会いに来たぜよ、待たせたねぇ。
こっからやったらまっこと京の街がよう見える」
と土佐弁で涙ぐみながら手を合わせておりました。
「龍馬は豪胆」「龍馬は野生的」「龍馬は行動派」
などなど色んな龍馬像があげられる中で、息子が言いました。
「龍馬といえば、優しさのかたまり」だと。
優しかったが故の人気者なんだと言ってました。
これからも息子の心の支え、教えとなって助けてやってください。  」
(平成21年12月28日 静岡 K・S 32歳)

龍馬を「優しさのかたまり」と表現したこの少年に
ぜひ会ってみたい、そう思いました。

この他にも素敵なメッセージがたくさんつまった「拝啓龍馬殿」、
ぜひご期待ください。

シェイクハンド像原型がついに完成!

weblog-11.6.3.jpg龍馬のシェイクハンド像の原型が遂に完成しました!

原型完成の知らせを受け、さっそく制作現場へ。
アトリエ内中央に立つ龍馬さんがこちらに手を差し出してくれています。
館長が一言「えいやないか!遂に完成したね。」
私も一言「男前ですね!」
そう、完成した龍馬像はきりりと引き締まった口元、来館するお客様に"よう来たね"と問いかけてくれるような視線、そして何より龍馬の心のように包み込んでくれる大きな右手を差し出し、出迎えてくれるのです。

この後原型像は、石膏となり、ブロンズ像へと制作過程を経ていきます。完成お披露目は今年の11月13日。桂浜に新たな魅力をもつ龍馬像が登場するまであと少しです。

☆300万人目のお客様☆

weblogDSC_0049.jpg2011年5月26日。
この日までに当館に入館したお客様は2,999,569人。

2011年5月27日。
あと431人で300万人目のお客様をお迎えするということで、
当館は朝からみんなソワソワしていた。

午後2時30分。
受付から「あと32人です」という連絡が入り、
館長がマスコミ関係者に連絡。
テレビ局、新聞各社が駆けつけ、
300万人目のお客様をどうお迎えするかという"作戦会議"が
急遽エントランスで開かれた。

「あと24人...。あと19人...。」
カウントダウンが始まった。

あと14人となった午後3時30分。
一台の小型バスが入った!
警備さんが走り込んでくる。
「15人です!」
どよめきが起こった...!
「どうする?」
そう言っている間に自動ドアが開いた。
「後ろから2番目の方が300万人目です!」
ゆっくりと後ろから2番目を歩いてこられた男性に
館長が龍馬のぬいぐるみを手渡しながら、
「300万人目ですよ。」
マスコミがぐるっと囲んだ。
300万人目を聞き間違えた男性は
「300万円くれるの!」
と驚きの声をあげた!!

坂本龍馬記念館300万人目のお客様は、
大阪からお越しの63歳の男性で、
『竜馬がゆく』を読んで以来の"龍馬ファン"とのこと。

男性には記念品として、龍馬のぬいぐるみの他、龍馬USBカード、書籍、手提げバッグ、Tシャツ、龍馬ぜよバッチ、そして「龍馬の新風」という名の扇風機が贈られた。

当館は開館から8年目の平成11年に100万人、
8年後の平成19年に200万人、
なんと、今回は4年6ヶ月での300万人達成となりました!
改めて龍馬人気を実感させられます。

今後も多くの方に足をお運びいただき、
そしてご満足いただけるような館を目指して
職員一同頑張っていきたいと思います☆

津野町で虎太郎展!

weblogP1071285-2.jpg昨日は高知もグッと冷え込みましたが、
今日はぽかぽか陽気に心地よい春風が吹いています。

そんな中、17日に津野町にオープンした
「吉村虎太郎資料館」を訪ねてきました。
津野町の吉村虎太郎生家跡に建つ民家を利用して
期間限定でのオープンです。

虎太郎生家跡には当時の門が半分ほど残っています。
虎太郎も通った門を通り抜け、資料館へ。
展示内容は、虎太郎の書いた手紙や、ゆかりの地の写真パネル、
先月まで当館で開催していた「吉村虎太郎展」の説明パネルも展示されています。

地元特産物や虎太郎Tシャツ、タオルなどの販売もあります♪

「吉村虎太郎資料館」は5月31日まで。
これからの季節、気候的にも大変いい時期です。
こんどのお休みにぜひ訪ねてみてください♪♪

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「吉村虎太郎資料館」(津野町芳生野)
197号線沿い「津野町西庁舎」手前を吉村虎太郎像の方へ入り、突き当たりを右。
439号線を道なりに2.5キロ。左手に見える「山本商店」の上。
問い合わせ:0889-55-2034(津野町商工会)
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龍馬記念館オリジナルUSBメモリ発売

坂本龍馬記念館ミュージアムショップに新しい商品が加わりました。

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『オリジナルカードタイプUSBメモリ4GB「坂本龍馬」~わがなすことはわれのみぞしる~』
1点2,000円(税込)です。
専用ケース付きで名刺サイズのカードタイプUSB。
表面は、龍馬立位写真に龍馬の文字。裏面は、桂浜の龍馬像の写真です。
取扱いは記念館ミュージアムショップのみ。
通信販売ご希望の方は「坂本龍馬記念館ミュージアムショップ」よりお申し込み下さい。

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このUSBに何を記録するのか・・・。「わがなすことはわれのみぞしる」

興奮、朗読・コンサート

weblogDSC_1209.jpg4月3日、「安田町まちなみ交流館・和」(安芸郡安田町)で女優、小林綾子さんが龍馬の姉、乙女になって龍馬からの手紙を読む朗読・コンサートを開催しました。演奏はシンセサイザーの西村直記さん、解説役で私も参加しました。
 安田町は龍馬の長姉、千鶴さんの嫁ぎ先です。夫、高松順蔵は文武両道に秀でた地域のリーダーでした。龍馬はその影響を受けたと思われます。ひたむきな「自由・平等」思想が高松順蔵にダブルのです。安田と言う地域が龍馬の原点と言われるゆえんでしょう。また今回、会場はこれまでのホール、舞台とは違いました。町が地元の人たちの交流の場として修復した古民家です。もちろん畳敷き大広間。部屋に入ると新築家屋独特の木と畳の香りに満ちています。奥には築山の中庭です。
 西村さんのシンセが一挙に幕末を盛り上げます。「さても、さても人間の一生は、、、」小林さんは手紙の出だしはそらんじていました。台本はほとんど見ません。舞台とお客さんとの距離は1メートルもなく、時に翻った着物の裾が触れるくらいです。小林さんの息遣いも伝わってきました。観客の笑い声と小林さんのアドリブの土佐弁、シンセのメロディーが溶け合い、一つの波になって流れます。最後、ライトに浮かんだ小林さんが「、、下界が騒がしゅうなった。龍馬、そろそろ出番ぞね!」と締めると、90人満杯の会場は拍手に包まれました。そして私も知らず興奮です。興奮が心地よいものに変わっていくのが分かりました。

今回の『龍馬の手紙を読む 朗読・コンサート』はDVD化が決定しています。乞うご期待を!また、現在、「安田町まちなみ交流館・和」では龍馬記念館・安田町連携の企画展第1弾「龍馬・心のふるさと展」を開催中です。入館料は無料です。この機会にぜひ、龍馬ゆかりの地を巡ってみてはいかがでしょうか。

『龍馬・心のふるさと展』
場  所:安田町まちなみ交流館(高知県安芸郡安田町安田1674-1)
開催期間:3月19日(土)~5月22日(日)
開館時間:9:00~17:00  入館無料

筆まめ☆虎太郎

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「龍馬の先を駆けた男-吉村虎太郎」展も、
残すところ10日あまりとなりました。
そして本日、新たな展示資料が追加となりました。

奈良県を拠点に活動する
「維新の魁・天誅組」保存伝承・顕彰推進協議会所蔵の、
吉村虎太郎の陣中書です。

吉村虎太郎から橋本若狭に宛てたもので、
九月九日付の二通の書簡がおさめられています。
この日、本隊は白銀岳にあり、
橋本若狭は麓で激戦を繰り広げていました。
二通とも橋本若狭から戦闘状況を伝えてきたものへの返事と思われ、
「お手紙の内容承知いたしました。なお詳しいことは、また後ほどお知らせください。」
「すぐに出陣させましたので、ご承知ください。」
という短いものです。

実は吉村虎太郎の手紙には、このような"連絡事項"的なものが多くみられます。
「○月○日にお伺いしますので必ず家にいてください。」という手紙や、
「江戸へ下った武市半平太からの手紙で、去年大坂で買ったものを高知へ預けてあり、
それを江戸へ送るよう伝えてほしいと頼まれたので、伝えてください。」など
虎太郎の几帳面な性格と筆まめな様子が伝わってきます。
武市半平太も虎太郎の筆まめを知って依頼したのではないでしょうか。
これが龍馬だったら、すっかり忘れてしまい
江戸へ下った武市は、土佐からの荷物を待ちぼうけ...になるところでした。

庄屋として、村人のことに気を配り、
皆に慕われていた虎太郎らしい一面です。
筆まめ虎太郎の手紙をぜひご覧ください。

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