
来年も前半は『龍馬伝』で忙しいが、おそらく大河ドラマに関わる仕事は一生に一回きりなので、普段と違う仕事を楽しみたいと思う。
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龍馬記念館は、今まさに「龍馬・龍馬・龍馬」な状態です。
坂本龍馬の記念館だから当然と言えば当然なのですが、
今、この世の中が、時代が、ありとあらゆる業界が"龍馬一色"なのです。
当館では、坂本龍馬の肖像写真の貸し出しをおこなっており、
担当している館長にはひっきりなしに問い合わせの電話がかかってきます。
お弁当の包みを開けると電話、卵焼きを箸でつきさしたら電話、
ごはんを口に入れた瞬間、・・・電話!
これが大げさでないくらい本当に途切れないのです。
写真の利用方法も様々で、
テレビ、雑誌、携帯サイト、入試ガイドブック、旅行パンフ、
JRの車体、ダーツの矢、お米の袋、お酒のラベル、西陣織、
手ぬぐい、シール、ライター、時計、カステラ、かまぼこ、クッキー、
果ては、醤油ケースやふかし芋のパッケージにまで・・・!!!
きっと龍馬も驚いているのではないでしょうか。
龍馬が驚くと言えば、『龍馬の手紙を読む~朗読・コンサート~』です。
まさか龍馬も、自分の書いた手紙が140年後に朗読コンサートで読まれるなんて
想像もしていなかったでしょう。
けれども、相手への愛情溢れる龍馬の手紙は、
他人の私たちが読んでも思わず顔がほころんでしまうような、
手紙から龍馬の人柄や、日々の暮らしぶりが想像できる、
朗読コンサートにぴったりな手紙だと言っていいと思います。
次回の『龍馬の手紙を読む~朗読・コンサート』は下記の日程でおこないます。
入場無料となっておりますので、
お近くの方はふらりと、そうでない方はちょっとドライブがてら、
ぜひぜひお越しください。
◆12月19日(土)午後6時半~
窪川四万十会館(高岡郡四万十町香月が丘1434-1 TEL 0880-22-4777)
◆12月20日(日)午後1時半~
佐川町立桜座(高岡郡佐川町甲346-1 TEL 0889-22-7878)
私が思い浮かべるのは次のようなこと。
土佐の中の浜出身の漁師で、15才のときに乗っていた船が遭難、
無人島にいたところを、アメリカの捕鯨船に救助されアメリカに渡り、
航海術や造船技術などを学び、漂流から10年後、ようやく日本に帰ってきて、
その後は、幕府の通訳などとして活躍した・・・。
いよいよ「龍馬の手紙を読む 朗読・コンサート」高知県内10会場での巡回公演が始まりました。
11月28日、大月町での第1回の朗読コンサートにはたくさんの方にお越しいただき、華々しくスタートをきりました。
翌朝、大月町から土佐清水の会場へと向かう車中、
館長がこれから向かう土佐清水出身のジョン万次郎について熱く語っていると、
女優の小林綾子さんが、
「東京には“ジョン万次郎”っていう居酒屋があって、みんなで、“じゃあジョン万行っとく?”っていうノリで行くお店なんですよ」と。
高知生まれ高知育ちの私にとってはものすごいカルチャーショックでした!!
「なんで?なんで、ジョン万が居酒屋??社長が土佐清水の人???・・・なんで?・・・どうして?」
「居酒屋ジョン万次郎」の由来をご存知の方、いらっしゃいましたらご一報ください m(_ _)m
その、「龍馬の手紙を読む 朗読コンサート」高知県内10会場巡回公演、
次回の公演は以下の2会場となっております。
入場無料です☆
ぜひこの機会に龍馬の手紙にふれてみてください。
◆12月12日(土) 午後6時半~
西土佐ふれあいホール(四万十市西土佐用井1110-1 TEL 0880-52-2312)
◆12月13日(日) 午後1時半~
ゆすはら 夢・未来館(高岡郡梼原町梼原1426-2 TEL 0889-40-2177)
年賀状の季節になりました。
記念館ではこの10月、「龍馬を送ろう。龍馬に送ろう。2010年坂本龍馬年賀状」を限定発売
しました。限定2000セットの年賀状はおかげ様で発売後数日で、完売いたしました。本当にありがとうございます。
順次発送させていただいておりますので、お手元に届いた方も多いと思います。冬支度の始まるあちらこちらで龍馬年賀状が、一枚一枚したためられていることでしょう。年賀状を貰うと嬉しいものですが、とりわけこの年賀状を受け取られる方は、かなり運もいいことになりますね。この年賀状をご存知ない方にも、入手できずに残念に思われている方にも、坂本龍馬を知らない方にも、お正月には、この龍馬の絵柄の年賀状が届くことでしょう。
そしてもうひとつ。
龍馬に宛てた年賀状が2010年1月1日、桂浜の坂本龍馬像に配達されます。
全国各地に、龍馬に送る年賀状仲間が大勢いらっしゃいます。年賀状に向かい新年への思いに気合が入る、お一人おひとりの息遣いが聞こえてくるようです。
そして元旦、皆様からの年賀状はこの桂浜に届きます。桂浜に立ち続ける龍馬像を仰ぎます。目を向ければ、新年の太平洋もきっと眩いと思います。そんな清々しい年を迎えられたら大きな喜びです。
11月を迎え、海岸一帯にツワブキの黄色い花が目立つ季節になった。
記念館では4月を除いて、5月から10月まで、各月の入館者数がそれぞれ開館以来最高を記録するなど、あわただしさを通り越した状態がずっと続いている。
そうした中で、8月のブログにも書き込みをしたように、浜風に身を任せ、陽光の中で悠然と館の上空、あるいは館のある城山の周りを飛ぶトンビの姿には、美しさを通り越して、神々しささえ感じている。
そしてじっと見ていると、彼らは、一段高い場所から一般世間を俯瞰しているような気がしてならない。龍馬自身は決して意識的にそうした訳ではないだろうが、悠然と舞うトンビの姿を見ていると、結果的に一段高いところから物事を捉える龍馬の物の見方、考え方に通じるものがあると感じるときがある。
めまぐるしい変化と将来への不安が交錯する現代社会。
日々に流されることが多い自分にふと気づくとき、空高く舞うトンビの雄姿は、現代人に必要とされる龍馬の物の見方や考え方を私たちに、改めて教えてくれているような気がしている。
最近、龍馬記念館に小学生の入館が多くなったように感じる。
遠足、課外授業。そんな子供たちの解説案内をする機会も増えた。「今日はどんな小学生が来るのだろう...」「ちゃんと龍馬のことを分かってもらえるかなあ...」などと、毎度のことながら内心ドキドキもの。
しかし、案内を終えた後、いつも思うことがある。
それは、「彼らに出会えて良かった」と心からそう思えることだ。
龍馬記念館勤務も3年目に入り、仕事に対して心に少しだけ余裕を持てるようになってきた。案内する時、緊張の中にも少し肩の力を抜くことができるようになった。
おかげで、"視界"がほんの少しだが広がったように思う。
小学生の案内には、その少し広がった視界がとても役に立つ。
一方的に解説をする案内だけでなく、こちらから、問いかけてみたりすることも出来るようになったのだ。
彼らの熱心さや好奇心は自由奔放である。驚かされることが少なくない。
「龍馬には名前が二つあったの?どうして?」「龍馬のピストルの値段は?」
たじたじとすることもあり、学芸員さんに応援を頼むことも。しかし彼らのくったくのない笑顔や笑い声を聞くとこちらまで楽しくなってしまう。
自分が忘れかけていたものを思い出させてくれもする。
そんな小学生達と触れ合う時間があることに感謝の日々である。
来年のNHK大河ドラマは「龍馬伝」。目を輝かせてやって来る小学生の声が館内に響くはずである。

「さてもさても人間の一世ハがてんの行ぬハ元よりの事・・・・」。
龍馬ファンなら一度は耳にしたことのあるフレーズであろう。文久三年(1863)三月二十日、龍馬が脱藩後初めて姉の乙女に宛てた手紙である。
女優の小林綾子さんが、ゆっくりと龍馬の手紙を朗読する。いや、弟、龍馬からの手紙を、小林さんが乙女姉さんになって読む。乙女姉さんを演じるのだ。ライトに浮んだ乙女姉さんの着物の帯が弾んでいる。待ちに待った弟からの手紙を読む声は弾む心を抑えながら、それでも弾む。
語呂あわせで10月3日が「とさ=土佐の日」となって3年、高知市のホテル三翠園で全国大会が開かれ、そのアトラクションに小林さんとシンセサイザー奏者・作曲家の西村直記さん、それに坂本龍馬記念館の女性スタッフ二人が加わって“龍馬の手紙、朗読・コンサート”が披露された。小林さんは乙女に、西村さんは龍馬をテーマに作曲した曲で背景を固め、館の二人は手紙と手紙の間をつなぐ時代、世相の解説である。三者が絡み合って幕末の龍馬が浮ぶ。
この日は五通の手紙が紹介された。乙女宛の手紙だから私信中の私信。龍馬もまさか150年後、故郷の人前で読まれるとは思ってもいなかったはずである。天国で照れている?いやこの日のコンサートの様子を見ていたらそうでもないかも。
観客は一心に舞台を見つめた。耳をそばだてた。息をのんでいた。その緊張感が背中にびんびん伝わってきた。会の“風”は“幕末”。龍馬の背中が確かに見えた。最後に天国で乙女が言う「・・・・・龍馬そろそろ、また貴方の出番ぞね」。流れる「龍馬フォーエバー」。終了と同時に大きな拍手が起きた。「感動したぜよ」と何人もに声をかけられた。まんざらでない顔の龍馬を想像した。
本番の『「聞こえる・あの声」龍馬の手紙を読む~朗読・コンサート』は11月14日(土)高知県立美術館の美術館ホールで、昼夜2回公演です。
気づけば今年も9月半ば。
あと3ヶ月で2009年も終わりです。
年々月日が経つのが早くなったのはやっぱり年齢のせいでしょうか。
来年・2010年といえば、やっぱり『龍馬伝』。
撮影も始まり、テレビ等でも龍馬伝の話題をよく耳にするようになってきました。
龍馬伝のポスターも完成し、記念館にもポスターを貼り、
来館されるお客さまたちが、福山雅治さんのきれいすぎる龍馬と一緒に写真を撮っていかれる光景が日常の風景になりました。
今年は来館されるお客様の数も、例年に比べて、3割増。
わたしたち職員も含め、みなさんの龍馬伝への気持ちが徐々に盛り上がってきていることがわかります。
今はSWの真っただ中。一日の入館者数が3000人を超え、歴代2番目の人数を記録した今年のGW。SWにはいったいどれくらいのお客様がいらっしゃるのか!!
みなさん、龍馬伝をさらに楽しむために、龍馬を学ぶために、坂本龍馬記念館にぜひお越しください。
2009年9月6日(日)。
坂本龍馬記念館に台湾の李登輝元総統が来館されました。
龍馬ファンの李登輝さんたっての願いで来館されることが決まってからというもの、
日本と台湾 両国の警察の方が何度も下見や打ち合わせに来られ、
当日も記念館周辺は物々しい雰囲気に包まれました。
正直、私は李登輝さんがどんな方なのかよく知らなかったので、
前日に、「花輪を準備しようか!」とわくわくが抑えられない様子の館長や、
当日、午後2時のご来館予定に、朝の9時前から待つご婦人をみるにつけ、
どんなにすごい方なのかなぁと思うばかりでした。
(物々しい)+(歓迎ムード)+(多数の報道陣)で包まれたエントランス。
何も知らずに来館されたお客様も「誰かすごい人が来るんですか?」
と驚きながら入って来られました。
中には「福山雅治さんが来るんですか!」という方も。
午後2時。
時間ぴったりに、綺麗に磨き上げられた黒い車が数台到着。
なかでもひときわ輝く黒のレクサスがエントランスの前に止まり、
中から李登輝さんが降りてきました。
黒のサングラスがよくお似合いで、背が高く、ハリウッドスターのような印象を受けました。
李登輝さんは龍馬のことを本当に良くご存知で、
館内では一緒に来られた奥様に龍馬の説明をされていました。
見学を終えられてから、予定時間をオーバーしながらも、
「拝啓龍馬殿」に日本語でメッセージを残してくださいました。
さいごに、そのメッセージをご紹介します。
「天下で指導者になりたい人が澤山居ります・
併し指導者になれる人は多くありません。
ましてや指導者として大きな功績を残す人は殆どありません。
龍馬先生は近代化日本を指導した天から降りた人でせう。
龍馬先生の精神的偉大さは記念館に来て見たり聞いたことによって
一層その偉大さに頭が下がる一方です。
龍馬をつちかった高知の風土と人間、情熱にうたれました。 」
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