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日本の洗濯2

参議院選が始まった。
誰に投票しても何も変わらない…そんな気がする。

でも、幕末のあの時代、龍馬ら志士たちは
今よりもっと困難な状況から日本を変えようと立ちあがり
“日本の洗濯”を実現させた。
「何も変わらない」なんて思っていたら、本当に何も変わらない。
龍馬のように大きな仕事はできなくても何か行動を。

まずは投票に行こう!
投票とはつまり自分の意志を示すこと。
洗濯で言うと、洗濯機の電源を入れたくらいのことだけど大事な一歩。
投票に行かない人に、日本の政治に文句を言う資格は無いと私は思う。

今の世の中、おかしいと思うことだらけ。
それでも諦めずに一歩踏み出してみたら、
“日本の洗濯2”ができるかも…☆

ありがとう

“ありがとう”には色んな意味が込められていると思う。

私は、コンビニに行っても、服を買いに行っても、どこに行っても、必ず「ありがとう」と言って店を出ることにしている。
それは単に、自分が接客の仕事をしていて、お客様から「ありがとう」と言ってもらうと本当にうれしくて、
「あぁ、この仕事をやってて良かったな。どんなに忙しくても笑顔で頑張ろう」という気持ちになれるから、
というだけの理由なのだが、「ありがとう」と言われて腹を立てる人は、まずいないと思う。
“ありがとう”は元気をくれる言葉。

ときには、忙しさのあまりに笑顔を忘れていて、お客様の「ありがとう」という言葉に、はっとさせられることがある。
“ありがとう”は“頑張って!”にもなる。

人のために何かをやっていて、それが予想以上に大変な仕事だったとき、それを引き受けたことを後悔することがある。
それでも何とかやり遂げて、相手から「ありがとう」と言ってもらった瞬間、それまでの大変だったことは忘れて、心がほわっとあったかくなる。
“ありがとう”は心の栄養ドリンク☆

自分が博物館に行って、その内容に本当に満足して感動して「来て良かった!絶対にまた来よう!!」と思ったとき、
「○○が良かった!□□に感動した!!」と気持ちを伝えたいところだけど、グッと抑えてひとこと「ありがとう」と言う。
これは、素敵なものに出会えた喜びの“ありがとう”。

“ありがとう”は言われた方も、言った方も、気持ちがいい。

3月7日、高知からお越しの70歳の男性のアンケートの感想欄に
「大きな画が描ける人物(画家)だと思います。ありがとう。」とあって、この最後の「ありがとう。」が強く心に残った。
ふと、ひとつ前の項目を見ると「館内を見学した満足度は?」の問いの「大満足!」が大きく○で囲まれていた。
この”ありがとう”は「大満足!」の”ありがとう”であると同時に、これからもお客様から「ありがとう」と言っていただける、
言いたくなるような展示ができるよう努力していかなければならないという、私たち記念館職員へのエールにも感じられた。

龍のたてがみ

2月24日、姉に男の子が生まれた。
私の弟の誕生から22年ぶりに我が家にやってきた赤ちゃんにみんな夢中になっている。
その弟が生まれたとき私はまだ2歳だったので、生まれたばかりの赤ちゃんを間近で見るのはほぼ初めてで・・・。

先日、リビングのテーブルの上で赤ちゃんの入浴タイムが始まった。
お腹の方を洗い終わって、続いて背中を洗う。
いつも寝てばかりの赤ちゃんの背中を初めて見た!
肩から背中にかけて細~いうぶ毛がたくさん生えていて、ちょっと驚いた。

そう言えば、龍馬は生まれたとき背中に龍のたてがみのような毛が生えていたから「龍馬」と名付けられたという話がある。
他にも、龍馬の母・幸が懐妊中に空翔る龍の夢を見たからという説もあるが、赤ちゃんの背中を見ると、龍馬命名の由来は前者だったのでは・・・と思う。

私は3月生まれなのに、生まれた時“雪”が降っていたという理由で「ゆき」と名付けられた。
そして弟は、父が産院の待合室で『三国志』を読んでいて、弟が生まれた時は諸葛孔明の場面だったという理由で「孔明」と名付けられた。

そんな安易に名前が付けられることもあるのだから、龍馬の名前が背中のうぶ毛から命名されたという話も本当かもしれない。

絵を描く

 11月11日から始まった『反骨の農民画家 坂本直行展』。
 龍馬のファン層はとても幅が広く、これまでも老若男女問わずたくさんの方に来ていただいていましたが、この直行展が始まってからは、これまではあまり見られなかった40代、50代の女性のグループが増えたように感じます。
 みなさん“坂本直行展”と”六花亭のお菓子”を目当てに来てくださっているようです(^‐^)♪♪

 その直行展の準備をしているときに、一枚の絵が目に入った。
 大地の茶、山の緑、空の青、そこへ桃色の空。淡い色は無く、すべてがはっきりとした色で力強くキャンバスにのせられているその絵に、一瞬すごく不思議な感じを覚えたが、ふと、あるテレビ番組で鉄道の旅をする俳優さんの言葉を思い出した。

 「目の前の景色に感動して夢中でシャッターをきっても、実際に自分が見た景色は写真には残せない。」

 そう言って彼は、手に持った色鉛筆でスケッチブックに目の前の夕焼け空を写し描いていた。
 自分の心に何か訴えかけてくる景色を見ながらスケッチして残す。
 写真より、ずっと人の心に響くと思う。
 きっと、直行さんは北の大地で、この絵の色と同じ、カラフルな景色を見たのだろう。

夏の思い出に♪

龍馬記念館から一番近い郵便局“桂浜郵便局”では、手紙や葉書に龍馬と桂浜の日付スタンプを押してもらえるということで、全国からたくさんの龍馬ファンが訪れているらしい。

先日、記念館の用事で桂浜の郵便局に初めて行ったときのこと、局内に赤と青のシールを貼った大きな紙があるのが目に入った。
よく見てみると、全国から来てくれた人たちにどこから来たのかをシールを貼って示してもらうというもので、おもしろいなぁと思ったので、携帯のカメラで写真を撮らせていただいた。
館へ帰って早速館長に見せると「えぇにゃあ!やってみよう!」と言ってくださったので、さっそく作ってみることに。
それがこちら↓↓
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夏休みなので、子どもたちがおもしろがって貼ってくれるかなぁと思っていたら、意外と大人の方が貼っているみたい…。
開始から3日目、高知県のグラフの一番上にシールがひとつ貼られているのを見て館長がひとこと「高知のヤツらしいにゃあ!」
4日目には埼玉県のグラフ一番上にシールが2つ。埼玉県の方も負けず嫌いなようです(^ー^)
やはり、入館者アンケートと同じく、東京・神奈川・愛知・大阪・兵庫からの方が特に多いようです。

梅雨が明けて夏本番!これから入館者もどんどん増えてきて、ボードのシールもますますカラフルに踊りだすかなっ♪
みなさんも夏の思い出にシールを貼りにきませんか?

お年玉を持った少年☆

いよいよ夏休み突入!!の7月21日。
平日なのでそれほど多くはないにしても、普段は見られない親子連れの姿が見られた。

お昼ごろ、2階のミュージアムショップに小学生の男の子がやってきた。
しばらくいくつかの商品の見本を手にとって考えて・・・、お母さんから何かをもらってレジへ。
その手にはお年玉の袋が握りしめられていた。
和風の柄に「おとし玉」と書かれた袋の中から、小さく折りたたんだ千円札を1枚取り出して渡してくれる。
おつりの300円を渡すとまたそのお年玉袋の中へ、落とさないようにそぉっと入れて、
「ありがとうございました!」
ペコっと頭を下げてお母さんのいる方へ走っていった。

あのお年玉は夏休みに家族で遊びに行ったときに何か買おうと思って大事にとっておいたのかな。

そう言えば・・・、私が初めて自分でお金を出して買い物をしたときもお年玉の袋からだったような・・・。
そのとき買ったのは”ひみつのアッコちゃん”のハンカチ(200円)。

さて、”お年玉を持った少年”が買ってくれたのは、
『坂本龍馬を知っちゅう?』(300円)と『レターセット ヱヘンの手紙』(400円)。
「坂本龍馬を知っちゅう?」は子ども向けに龍馬のことを分かりやすく書いた本で、写真資料も充実しているので大人の方にも喜ばれているもの。
「ヱヘンの手紙」はただのレターセットではない!後ろからめくると龍馬の柄、前からめくると坂本家の家紋(組み合わせ角に桔梗紋)と、めくり方によって絵が違って見える魔法のレターセット☆☆☆
ミュージアムショップの数ある商品の中でもこの2点はよく売れている。

お年玉をしっかりとっておいて買い物をするところといい、この2つを選ぶところといい、”お年玉を持った少年”、将来は龍馬のような大物になりそうな予感 (^-^)♪♪

坂本権平記念館!?

ふとこんなことを考える。

もし龍馬が”龍馬”じゃなかったら・・・。
もしお兄さんの権平さんのほうの名前だったら。

 「 薩長同盟の立役者”坂本権平” 」
 「 海援隊隊長”坂本権平” 」
 「 高知県立”坂本権平”記念館 」・・・・・・・・・(^-^;)???

龍馬が”龍馬”じゃなかったら、記念館はできていなかったかも。

龍馬は生まれながら(名付けられながら)の大人物だったのかもしれない。
記念館になるほどの☆

運命を信じる

私はこの世には”運命”というものがあると信じている。

私がこの坂本龍馬記念館に勤めることになったのは1回のジャンケンがきっかけでした。
大学3回生の夏、企業実習をすることになり、希望の実習先の定員が決まっていたため、希望者全員でジャンケンをすることに・・・。
このジャンケンで勝ったのが、最初のさいしょの”運命”。

希望の実習先での実習初日は高知市の観光施設の見学。
「ここは県立ながやけど・・・」と連れてきてもらったのが、ここ坂本龍馬記念館だった。
私の家から記念館までは車で5分。けれど、こんなに近くに坂本龍馬の記念館があるなんて全然知らなかった!!
これが2度目の”運命”。

大学4回生になって、学芸員の資格取得のため博物館で実習をすることになった。
希望の実習先はもちろん、前年の夏、運命的に出会った「高知県立坂本龍馬記念館」。
実は、初めに実習の受入れのお願いをしたときにはあまりいい返事はもらえなかったのだけど・・・、
これも運命が味方をしてくれたのか、その夏、ここ坂本龍馬記念館で実習をさせていただいた。
これが3度目の”運命”。

龍馬記念館での実習は本当に勉強になり、本当に楽しくて、私は実習の最終日、大泣きに泣いて、
お世話になったみなさんにお礼の言葉を言うことができなかったほど・・・。
もともと博物館を見るのが大好きで、夢中になるとごはんも食べずに丸1日見ることも。
夏は涼しくて、冬はあったかい、時が経つのも忘れ、外の世界のことを忘れてしまう、博物館という「空間」が好きだった。
だから何でもいい、博物館に関わる仕事をしたいと思っていた。
しかし、実習をしてみて分かったことが、学芸員もそれ以外の仕事にしても博物館に関わる仕事に就くのは本当に狭き門だということだった・・・。

―ところが、龍馬記念館での実習を終えて3日後、「もっと龍馬のことを知りたいな」と思って記念館のHPを見てみると「職員採用試験の案内」という文字が目に入った。
すぐには信じられなかったけれど、よく読んでみると、やっぱり間違いなく新たに採用する職員の採用試験の案内だった。
記念館のHPを見たのはそれが初めてだった。
これが4度目の”運命”。

しかし、そのとき私は大学の4回生で、新職員の勤務開始日は9月1日から。
もう卒業に必要な単位は取っていたし卒論もほとんど出来上がっていたので、自分としては問題はなかったけれど、
学生にも受験資格はあるのかとか色々悩んで・・・、悩んだ挙句、何も知らないフリをして受験申し込みをしたのだった。
するとちゃんと受験票が届き試験を受けることに。
試験は面接と小論文で、どちらも自信はなかったけれど、ここでも運命が味方をしてくれて、今ここで働いている。

記念館に入ってからは龍馬の結んでくれた縁でたくさんの人たちと知り合うことができた。
みなさんとの出会いがあって今の私があると、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
やっぱりこれも運命のおかげかな☆

再会

4月8日、学芸員・カルチャーサポーターと行く「檮原町・脱藩の道」バスツアーが行われた。
記念館前の桜はもう葉桜となっていたが、梼原町ではちょうど満開の時期で、桜の咲き誇る道を通るたびにバスの中では小さな歓声があがった。

さて、バスが出発して2時間ほど走った頃、学芸員さんから今日のバスツアーの行程について説明があった。
「バスは布施ヶ坂の道の駅を出発しまして、次は吉村虎太郎の銅像へ向かう予定でしたが、時間の都合のためそちらへは寄らずに、那須俊平・信吾邸跡へと向かいます。」
「・・・・・・」
吉村虎太郎との1年4ヶ月ぶりの再会を心待ちにしていた私にとってかなり衝撃的なその言葉にバスの中で泣きそうになった…。
時間的に吉村虎太郎の銅像に寄れそうにないことはずいぶん前から分かっていたらしいのだが、私ががっかりすると思い、学芸員さんもなかなか言い出せなかったということだった。
それにしても……(>_<)

那須俊平・信吾邸跡の近くでバスを降りてそこからは歩きになる。
桜や菜の花の咲く山近くの道を通り、茶堂、六志士の墓、掛橋和泉邸を見学してから維新の門で昼食をとった。
予定よりずいぶん早く維新の門に到着することができ、ゆっくり昼食をとって再びバスで出発。
宮野々関門碑、韮ヶ峠を見学したところで「虎太郎の銅像に寄れるかも」という話が!

前回の脱藩の道バスツアーは11月、紅葉舞う中で虎太郎と初めて出会った。
そして今回は桜が満開に咲き誇る中での再会。
感動で涙が出た。

バスの中ではカルチャーサポーターや学芸員さんによる解説が行われ、バスに揺られながら必死でノートをとった。今まで知らなかった龍馬の話をたくさん知ることができ、朝から晩まで龍馬一色の一日で、それプラス虎太郎との再会もあり、本当に本当に大満足のツアーとなった ☆☆☆

桜の雨

記念館に勤めるようになって2度目の桜の季節を迎えた。
去年は撮ろう撮ろうと思っているうちに桜が散ってしまったので、今年は満開を待って休憩時間にちょっと散歩へ。
デジカメ片手に桜満開の坂を下る。

4月2日は朝から雨が降り続いていた。午後になって一旦晴れ間も覗かせていた空が急に真っ暗になり、どしゃ降りの雨となった。
激しい雨に誘われて薄桃色の桜の花びらが散ってゆこうとしていた。
“桜の雨”はどしゃ降りなのにとても優しい雨だった。

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