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[企画展]「『漂巽紀略』に見る万次郎の世界」展

開催期間:2013年5月18日(土)~2013年7月19日(金)

manjironosekai-omote.jpg鎖国をしていた日本は、アメリカ人のペリーが来航してから大きく動き始めます。そのペリー来航の1年半前に、ジョン万次郎らは、約10年の海外生活を経て日本へ帰ってきました。
日本に帰った漂流民の記録は、漂流記として多くのものが残っています。中でも、万次郎の漂流記は、飛び抜けて多くの数が残っており、それだけ幕末社会で注目されていたことが分かります。
そして、万次郎の漂流記の中で、最も有名な『漂巽紀略(ひょうそんきりゃく)』は、万次郎らと海外の人々の心の交流が温かく描かれた物語となっています。
本展の見どころは、昨年当館に寄託された『漂巽紀略』大津本と、アメリカ・フィラデルフィアのローゼンバック博物館図書館に所蔵されている『漂巽紀略』キューリン本が中心になります。
『漂巽紀略』キューリン本は、大正元年(1912)にアメリカに渡り、今回約100年ぶりに、初めて里帰りしました。幕末当時から現在まで、アメリカと日本を繋いでいる貴重な史料です。