河田小龍邸跡

◆高知市南はりまや町2丁目1-34
◆JR高知駅下車・電車桟橋行・はりやま橋下車、徒歩3分

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はりまや橋バスターミナル西端あたりが小龍生家跡だ。近年小龍のレリーフと説明板が設置されている。
坂本龍馬は安政元(1854)年の秋頃、絵師河田小龍と出会い、世界情勢などを聞き大いに啓発されたという。
「貧乏な下級武士で、志ある秀才を用いるならば、人なきを嘆くことはない」と言う小龍の言葉に、「きみは内に居て人を造り,僕は外にあって船を得べし」と将来を約して別れた話は有名だ。
小龍は単なる画人ではなく、その知識は広く、多くの門人が集まった。龍馬もその1人だったが、龍馬に航海通商の必要性を説き、門人をこの方向に送り込むことを約し、これを実行した。近藤長次郎、長岡謙吉、新宮馬之助らがそれだ。

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中浜万次郎の漂流記とされる『漂巽紀略』は小龍の記録だが、龍馬が小龍に出会った時は、すでにこの書は藩庁提出後であり、龍馬はこの書物を目にすることはなかったという。