龍馬最後の言葉

カテゴリ:龍馬について
龍馬が近江屋で中岡慎太郎といたところを刺客に襲われ暗殺されるのですが、その際の最後の言葉を教えて下さい。刺客に襲われ深手を負いもう駄目だと自覚した際の言葉です。そういった言葉はなかったのでしょうか?
龍馬の最後の言葉ですが、龍馬はほぼ即死でしたが、一緒に襲われた中岡慎太郎は龍馬よりも2日長く生きており、意識もはっきりしていましたので、襲われた時の様子を駆けつけた人に語っています。その話をまとめたものの中から、龍馬の最後の言葉を抜き出してみます。
まず、『谷干城遺稿』明治45年(1912年)ですが、「すっと起上って行燈を提げて階下段の傍まで行った。そして其処で倒れて、石川(中岡の変名)刀はないか、刀はないか、と二声三声言ふて、それでもう音が無い様になった。」とあります。
次に、『男爵安保清康自叙伝』大正8年(1919年)ですが、「其安否ヲ問ヘバ彼曰ク、我既ニ脳ヲ斬ラレタリ、助命ノ望ナシト一言シ、伏シテ復ビ声ナシト。」とあります。
最後に、「伯爵田中光顕口述」大正15年(1926年)ですが、「(前略)其時坂本は僕に向ってモウ頭を遣られたから駄目だと言ったが僕も是位遣られたからとても助かるまい(後略)」とあります。
以上、三人の資料を紹介しましたが、三人とも龍馬と慎太郎の遭難直後に駆けつけていますので、かなり信用できる話だと考えられています。